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最高の1年をデザインする方法
無料テンプレートと使い方
2024年が終わろうとしていますが、今回は、「最高の1年をデザインする方法」をテーマに、解説動画とあわせて、この記事でステップをご紹介します。
「計画」ではなく「デザイン」というキーワードにしたのには、人生は全てを計画通りにしていくことは難しいし現実的ではないけど、未来は自分で作っていけるものだという気持ちを込めています。
年の初めに気合いを入れて抱負を考えたのはいいものの、気づいたら抱負自体忘れてた、なんてことありませんか?無理をしすぎずに、柔軟にデザインしていくための具体的なステップやツール活用法をまとめました。動画のほうでも、振り返りのコツや目標設定のポイントをビジュアルでわかりやすく解説していますのでセットでチェックしてもらえると嬉しいです。
皆さんの1年が素晴らしいものになることを祈っています!
Step 1: 前の年を振り返る [Notion]
振り返りのための時間を確保する
30〜60分、邪魔されない時間をブロックしておきましょう。
年間ページの中の振り返り部分に、目標エリアごとの振り返りを記入します。
ブレインダンプ(頭の中をすべて書き出す)
それぞれのエリアにおいて、成功したこと(win)、障壁、学んだこと、そして良い習慣・悪い習慣などをすべて書き出します。
できるだけ具体的に書くように心がけてみてください。(例:「繁忙期のタイムマネジメントに苦労した」「毎週の予算管理でX円貯金できた」など)
パターンを見つける
繰り返し出てくるテーマを探ります(例:「ルーティンが定まらない」「先延ばし癖」「習慣が続かない」など)。
成功や苦戦をもたらした習慣や行動が何だったのかをハイライトしましょう。
Notionテンプレートは、右上の複製ボタンから複製してお使いください。
Step 2: ブレストをスタート [FigJam]
FigJamボードを作成
テンプレートをして、ブレスト用のボードを用意します。
付箋を使ったアイデア出し
各目標エリア(健康、仕事、家族、お金など)に対して、達成したい目標や改善策を思いつくまま書き出しましょう。最初はフィルターしたり、数値目標にこだわらず、大きく考えるのがポイントです。
アイデアをグルーピング&優先度付け
似たようなアイデアをまとめましょう。
目標エリアで整理
優先度の高いアイデアを、右の目標ゾーンに書き写して整理します。
これらが、実際に行動に移すためのゴールやプロジェクトになります。
「Open in FigJam」というボタンを押すと、ご自分のページに複製されて、使うことができます。
他の方とシェアして使う場合は、右上の「Share」ボタンからリンクを共有してください。
おまけ:Figmaでビジュアル・カレンダーを作る
旅行や既に決まっているイベントを視覚的にプランニングしたい場合は、FigJamボードに1年を見渡せるカレンダーを作りましょう。
12ヶ月のカレンダー・テンプレートを作る
1月から12月まで365日が俯瞰して見れるカレンダーを用意します。
既に決まっているイベントを記入
テキストや図形を使って、誕生日や記念日、カンファレンス、仕事の締め切り、すでに分かっている繁忙期などをマークしましょう。
休暇や休日を色や形で分かりやすくブロックするのもおすすめです。
視覚的なヒントやアイコンを追加
イベントごとに色分け(共有イベント、人ごとのベントなど)をしたり、アイコンを使ったりして見やすくします。
ゴールとの連携
日付が決まっているゴール(デートナイト、四半期ごとのキャンプなど)は、このカレンダーに組み込んでおくとスケジューリングがしやすくなります。
Step 3: Notionでゴールを定義し、管理する
Goalsデータベースにページを作成
Goalsのデータベースに、四半期でできるレベルに噛み砕いたアクションアイテムを記入します。
その目標がどのエリアに紐づくものなのかをリレーションします。
YearとQuarterで取り組むべき期間を設定します。
Statusでステータスを管理します。
エリアのページで今まで全ての目標を一覧
エリアごとのページには、Yearごとに何を目標設定したか確認することができます。何年も長く使うことによって、このページがどんどん財産になっていきます。
Step 4: 定期的に振り返りを行う
週次または隔週のチェックイン
自分ひとり、あるいはパートナーと一緒に短いミーティングを設定し、Notionで進捗を確認します。
ステータスを更新したり、新しく得た気づきがあればメモしましょう。
月次のミニレビュー
毎月末に、どのゴールが進んでいるか、どれが遅れているかを確認します。
スケジュールを見直したり、優先度を再度つけ直すのもこのタイミング。
パートナーにサポートしてもらいたいことがあれば相談します。
四半期ごとのリフレクション
ミニ合宿や、カフェなどでいつもと違う雰囲気を作り出すのもおすすめ。
FigJamボードに戻って、新たにブレストしたり、ゴールを更新したりしてもOKです。
Notionでは、次の四半期のゴールを整理し、今までの四半期のステータスを更新します。
新たな学びを記録する
Yearのページの四半期ごとの学びの部分を記入します。
Step 6: マイルストーンを祝う
Notionで「Wins」セクションを作る
ゴールやサブゴールが達成されるたびに、その実績を「Wins & Achievements」として記録しましょう。
画像やGIF、絵文字などを使ってお祝いムードを演出し、たとえば「頑張ったご褒美に外食する」などのご褒美を設定するのも◎。
小さな達成も見逃さない
たとえば「1ヶ月間、毎週のワークアウトを欠かさず行えた」など、進捗そのものをお祝いします。
小さなご褒美はモチベーションを保ち、燃え尽きを防ぎます。
最後に、動画でも紹介したジェームズ・クリア氏の著書『Atomic Habits(ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣)』でも説かれているように、たとえ小さな行動であっても、毎日コツコツと重ねることでやがて大きな結果をもたらします。何か特別な才能や劇的な変化を待つのではなく、日々の習慣そのものを上手にアップデートしていくことが、最も着実な成功への近道だと思っています。
皆さんの1年が素晴らしいものになることを祈っています!
この記事や動画は無料で提供しております。少しでも役に立ったら、シェアしてもらえると嬉しいです!
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